ロールキャベツをきれいにおいしくつくるには?
ロールキャベツをきれいにおいしくつくるには?
時間:85分
    
じっくりコトコト煮込んだロールキャベツのおいしさは格別! キャベツの葉がうまくはがせない、肉ダネがきれいに包めないなどのお悩みを解決。苦戦しがちな手順をわかりやすく説明します。
材料
材料
<2人分>
キャベツ(外側の大きな葉)6枚
トマト水煮缶(カット)1/2缶(200g)
ベーコン(細切り)1枚
薄力粉少々
洋風スープの素小さじ1
ローリエ1枚
オリーブオイル小さじ1
【肉ダネ】 
  ・合いびき肉100g
  ・たまねぎ(みじん切り)1/4個分
  ・パン粉大さじ2
  ・牛乳(パン粉に加えてしとらせておく)大さじ1と1/2
  ・塩小さじ1/4
  ・粗びき黒こしょう少々
【トッピング】 
  ・粉チーズ小さじ1
  ・パセリ(みじん切り)少々
作り方
作り方
Qロールキャベツをきれいに、おいしくつくるコツはありますか?
Aキャベツの葉の下ごしらえを丁寧にしてください。
包みやすいように葉を丁寧にはがしてやわらかくゆで、芯を削いで包みましょう。
キャベツは芯を除いてから、外側の大きな葉を6枚はがす(葉がやぶれたときの補正用に、2枚多めに準備する)。はがしにくい場合は、葉と葉の間に水を注いでゆっくりむく。

●葉と葉の間に水を入れることで、葉がはがれやすくなる


大きめの鍋にたっぷり湯を沸かし、塩少々(分量外)を入れ、(1)のキャベツを芯から入れる。湯の中でゆっくりまわすようにしながら2〜3分、全体がやわらかくなるまでゆでる。大きめの盆ザルに取り出して広げ、水気をきりながら冷ます。

●この段階でやわらかめにゆでておいたほうが、肉ダネを包みやすい


キャベツが完全に冷めたら、かたい芯の部分を包丁で削ぐ。芯はみじん切りにして、たまねぎのみじん切りと合わせておく。

●芯があるとかたくてきれいに包みにくいので削ぐ。肉ダネに混ぜて、無駄なく食べきる


合いびき肉に塩、粗びき黒こしょうを加えて練り混ぜ、(3)のたまねぎとキャベツの芯のみじん切り、牛乳でしとらせたパン粉を入れてさらに練り混ぜる。ねばりが出てきたら4等分し、空気を抜きながら俵形に成形する。
キャベツの水気をキッチンペーパーで拭き取り、芯が手前になるように広げる。葉が破れていたら、別の葉を当てて肉ダネが漏れないように補正する。残ったキャベツの葉は、食べやすく切っておき、あとで一緒に煮込む。

●キャベツの葉は大きさが不ぞろいで、破れやすい。小さい葉や破れた葉は、別の葉を当てて補正しながら包む


芯の周辺に薄力粉を薄くふり、(4)の肉ダネのせる。ひと巻きしたら、片方の端を中央に向かってたたんでもうひと巻きし、残りの端を中央に向かってたたみ、最後まで巻く。巻き終わりをつまようじで留める。
ロールキャベツが、ぴったり詰められるサイズの鍋(直径18〜20cm程度)にオリーブオイルを薄くぬり、(6)のロールキャベツの巻き終わりを下にして並べる。
(7)に水200ml(分量外)、トマト水煮、ベーコン、洋風スープの素、塩小さじ1/6(分量外)、ローリエを入れ、(5)で残ったキャベツをのせ、強めの中火にかける。クッキングシートで落としブタをし、さらに煮立ったら鍋のフタを少しずらしてのせ、弱火で40分ほど煮込む。

●キャベツは長めにやわらかくなるまで煮込むことで、食べやすくなる


上にのせたキャベツがクタクタになったら鍋のフタをはずし、さらに10分ほど煮る。最後に味見して、足りなければ塩少々を加えて味をととのえる。器に盛り、粉チーズとパセリをふる。
粉チーズのかわりに小さく角切りにしたクリームチーズを散らしたり、シュレッドチーズをふってオーブンでこんがり焼いたり、カレー粉少々をプラスして煮込んだりするのもおすすめのアレンジです。ペンネなどのショートパスタをゆでて添えればワンプレートにも!
ロールキャベツをきれいにおいしくつくるには?