かやくご飯をおいしくつくるには?
かやくご飯をおいしくつくるには?
時間:80分
    
米を楽しむ季節に食べたい炊き込みごはん。ごぼうやにんじん、しいたけなど秋冬の野菜を炊き込んでつくる、関西では定番の“かやくご飯”を、家庭でもおいしくつくってみませんか?
材料
材料
ごぼう1/2本(約50g)
にんじん1/3本
生しいたけ1枚(約30g)
油揚げ1/2枚
2合
だし約340ml
・塩小さじ1/4
・みりん小さじ1/2
・しょうゆ小さじ4
作り方
作り方
Qかやくご飯をおいしくつくるコツはありますか?<br> A米と具材のバランスがよく、炊き上がりの食感が水っぽくなくふっくらとしているのが理想のおいしさ。そのためには、米となじむ食感とサイズに具材を切って、加える量を守ってください。また、調味料を加えてから水加減を調整することも大切です。
米は洗ってザルに上げ、30分ほど吸水する。
ごぼうは薄めの銀杏切りにし、水に5分ほどさらしてアクを抜き、水気をきる。にんじん5mm角の棒状に切ってから薄切りにする。油揚げは5mm角に切る。

●歯ごたえのあるごぼうやにんじんは繊維を断つ切り方にすることで、食感とサイズが米になじみやすくなる


しいたけは石づきを落とし、5mm角に切る。

●しいたけを加えることで、旨みが加わる。しいたけなどのきのこ類は水分が多いので、分量より多く増やしてしまうと炊き上がりがやわらかくなるので注意する


炊飯器の内釜に(1)の米を入れ、【味つけ】の塩、みりん、しょうゆを加える。そのあとに炊飯器の2合の目盛りまでだしを注ぎ入れ、軽く混ぜる。

●調味料もご飯を炊くのに必要な水分と考え、あとからだしの量で調整する


(2)のごぼう、にんじん、油揚げ、(3)のしいたけを入れ、軽くならして普通に炊く。炊き上がったら、具材が均等になるように、しゃもじでさっくり混ぜる。

●水加減してから具材を加えることで、ちょうどいいかたさに炊き上がる


炊き上がったとき、内釜に接している部分にはこうばしいお焦げができます。全体に混ぜ込んでも、お焦げだけで味わっても。
かやくご飯をおいしくつくるには?