里芋の煮っころがしをおいしくつくるには?
里芋の煮っころがしをおいしくつくるには?
時間:30分
    
里芋の定番料理といえば、煮っころがし。その名の通り、火を通してからころがすようにして、調味料をからめてつくります。シンプルな料理だからこそ、照りよく煮るコツを覚えておきましょう。
材料
材料
<4人分>
里芋6個(400〜450g)
だし250ml
大さじ1
砂糖大さじ1と1/2
しょうゆ大さじ2
作り方
作り方
Qどうれすれば煮っころがしがおいしくつくれますか?
Aまずはだしで煮て、しっかりベースの味を含ませてから調味しましょう。 最後に少なめの煮汁をからめるようにして揺するので「煮っころがし」といいます。 表面にしっかり濃い味をつけることで、おいしく煮上がります。
里芋は皮をむく。大きければ半分に切ってボウルに入れ、塩少々(分量外)をふり、こするようにしながらもみ、塩がなじんだら水で洗い流す。

●塩でもんでぬめりをとっておくことで、調味料がしみこみやすくなる


鍋(里芋が重ならず、ぴったり並ぶサイズ)に里芋を入れる。だし、酒を加えて全体を軽く混ぜる。このとき、里芋に対してだしが8分目くらいに浸かっていればよい。中火にかけ、煮立ったら弱めの中火に落として厚手のキッチンペーパー(不織布タイプ)で落としブタをして、8〜10分煮る。

●里芋は先にだしのみで煮て、ベースの味をしっかり含ませておく


落としブタを外し、鍋をゆすりながら里芋の上下を返すようにして混ぜる。鍋底にくっついたときは、菜箸でやさしくはがす。再び落としブタをして、弱火で5分ほど煮る。
里芋にほぼ火が通ったら落としブタを外し、砂糖、しょうゆを加えて、5〜7分煮る。ときどき鍋をゆすって煮汁を芋にからめながら、完全にやわらかくなるまで煮る。

●鍋をゆするようにして混ぜることで、少ない調味料を煮からめる。表面にしっかり濃い味をつけるのがポイント


冷蔵で5日間、保存可能。煮上がったら、冷めるまでおいておくと味がしっかりなじんで、おいしそうな色になります。
里芋の煮っころがしをおいしくつくるには?