生産者紹介
私たちの住んでいる鹿屋市は日本でもっとも古くからカンパチ養殖を始めたルーツを持ち、全国で水揚げされるカンパチのおよそ20%を占めるカンパチ大国です。また、近年では暖流魚を中心にブリヒラなどの魚も育てるようになりました。ブリヒラはブリの旨味とヒラマサの食感を兼ね備えたお魚です。私たちの育てたブリヒラを是非味わってください。
養殖情報
近畿大学の協力のもと、天然資源に頼らなくても良い「人工種苗」と、餌に低タンパクを用いた配合飼料の「EP」を使用することで、SDGsを目指した魚です。EPとはエクストルーダーペレットのことで、品質の安定、食べ残しが少ない(残餌が海底に沈殿すると環境を汚染する可能性がある)等の利点があります。
産地紹介
鹿児島県鹿屋市は「日本のフロリダ」といわれる大隅半島のほぼ中央に位置しています。錦江湾(きんこうわん)は九州最南端に位置する湾で、平均水温は22.4℃と大変暖かい海です。南方系の海水魚は暖かい水を好むので育てるにはうってつけの環境です。さらに、錦江湾は潮流が早く、新鮮な海水が絶えず行き渡っています。そのため、天然のプランクトンが豊富に流れ込むので与える餌の他にも海の幸を豊富に摂取しています。また、流れが速いことで元気に泳ぎ回り、身がしまったブリヒラが育ちます。
安全への取り組み、環境への配慮
毎日の餌の投与量や魚の状態は生産者単位で生簀毎に記録しています。投薬についても水産用医薬品の使用基準を遵守し、使用した場合は養殖日誌に記録、出荷時に休薬証明書を添付し出荷、使用した全ての医薬品について残留検査を実施しています。