小松菜
2007年07月
初登場!有機JAS認定圃場で栽培された小松菜!
群馬県
グループ名 | 飯野晃子さんグループ |
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グループメンバー | 須永幸彦 |
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梅雨真っ只中の昨今、皆さんいかがお過ごしでしょうか?ジメジメとした気候を不快に感じられているかと思いますが、こんな時こそ野菜を食べて体調管理に気を遣いましょう!
今回お邪魔させていただいたのは、有機JAS認定圃場で小松菜を栽培している、群馬県前橋市の有限会社プレマさんです。残念ながら今回は、「顔が見える野菜。有機小松菜」の代表生産者である、有限会社プレマの須永幸彦さんご本人にはお会いできませんでしたが、一関さん、関口さん、佐々木さんと合流し、お話を伺える事に。一体どんなお話が聞けるでしょうか!?
虫食い
有限会社プレマさんは、安心・安全な作物を栽培するため、化学肥料・化学合成農薬を一切使用せず、小松菜を栽培しています。有機栽培へのこだわりは深く、管理する畑では全く農薬を使用しないそうです。そのため、小松菜を栽培するにあたって、日々虫と悪戦苦闘をしているとの事。関口さんは、 「虫も生き物なので、全てを駆除することは難しい。全てを駆除する事を考えるのではなく、被害を最小限に食い止めるための工夫をする事の方が大切だよ。」 と教えて下さいました。 捕虫機を使用して毎日虫を駆除したり、トンネル栽培に使用しているネットを、目が細かい0.6ミリにしていたりと、様々な対策を講じていました。
肥料をハウス内にまいているところです。有機栽培は土作りが命です
おとり大根
虫との闘いもさることながら、やはり病気とも悪戦苦闘をしているようです。比較的連作障害の出にくい小松菜も、連作を続けると、病気の発生は避けられません。 その中でも、現在深刻化しているのは、根にコブが出来る病気。その名もネコブ病です。 農薬を使用せずネコブ病に対抗するため、有限会社プレマさんでは葉大根を植えて対策を行っているそうです。葉大根を意図的に病気に感染させることにより、土壌中の病原菌の密度を減らす効果があるそうです。 その効果は絶大で、1箇所の畑に年間1回は葉大根を植え、対策をとっているそうです。
ハウスの上のパイプから水を撒いているところです。さながら雨のようでした。
やっぱり味!
このように、有機栽培ならではのこだわりを見せてくれた有限会社プレマさん。それだけにとどまらず、お客様に今以上喜んでいただくため、某大学の研究所とともに、旨味成分の研究をしているそうです。 「お客様に安くて安心で美味しい小松菜を届けるため、これからも頑張って栽培を行っていきます!」 と、一関さんは語気を強くして話してくださいました。
収穫前の小松菜です。有限会社プレマさんの苦労の結晶ですね。
今回畑を案内してもらった、関口さんです。お世話になりました。
皆さんも是非須永幸彦さんの小松菜をお試しください!数々のこだわりの味がきっと感じられるはずです。