訓子府のじゃがいもとたまねぎ

たまねぎ、じゃがいも

2005年06月

訓子府のじゃがいもとたまねぎ

北海道

グループ名 昔がえりの会

いやぁ寒い!!もう5月の後半に入るのに、北海道の気温は5℃。(ちなみにその日は東京は25℃!!)「今日はスプリングストームだ」と北海道の人がいうような日に訓子府(くんねっぷと読みます)まで行ってきました。

今年はこの日に限らず、訓子府では4月末に雪、連休明けにみぞれと近年まれにみる天候不順で7〜10日農作業が遅れてるようで。全国的にこのような産地が多く、夏場の野菜が心配。。。。。昨年の台風や大雨に続き、今後の気象がどうなっていくのか不安な今日この頃です。

地域の案内

訓子府は、北海道の東北部オホーツク地方の内陸で、北見市のとなりです。
町の中央部に常呂川が流れていて、町の西側には大雪山系、東側は阿寒の山々が、晴れていたら(。。。)見えてとてもいいところです。
盆地なので、昼と夜の寒暖の差が大きくて日本でも有数の日照時間です。この日照時間と寒暖差が味のいい野菜や果物の最大のポイントです。
訓子府では、玉葱とじゃがいもに加えて、メロンも有名です。

左が小野会長、右がイトーヨーカ堂恵本チーフバイヤー

環境にやさしい循環型農業

梅雨のない北海道、その中でも訓子府は日本でも日照の多さと冷涼な気候で、もともと病害虫の発生の比較的少ない地域。訓子府町では以前からクリーン農業を推進してます。

定植後の玉葱の圃場。
晴れたり、雨降ったりの「春の嵐」です。

小野さん

今回「顔が見えるたまねぎ。」を出荷していただく「昔がえりの会」会長の小野さんも、土作りには随分前からこだわって、特別栽培農産物のガイドライン(減農薬、減化学肥料)にそって栽培してます。この寒いのに汗だくだくで一心に農作業をしているところお邪魔させてもらい、玉葱の圃場をみてきました。小野会長は一目見たら忘れたくても忘れられない(笑)、非常に印象的な人です(写真左側)。
「今年の作業はどうですか?」「やっぱり天候のせいで遅れてるね。。苗の先が黄色くなっているのは、定植した後の低温のせいだね。でも玉葱は強いからこの後気温が上がって日照時間が増えてくれば問題ないと思うよ」。
栽培については本当に熱心な方で、みなさんに喜ばれる農産物を届けるんだ!という熱意で取り組んでいます。(実は仕事を離れるとまた全然違った魅力もあるのですが、それは今回は内緒です(笑))
訓子府のたまねぎを皆様にお届けするのがとっても楽しみです!!

小野さん宅の「ゲンちゃん」。
飼い主ににて(!?)人なつっこくて、番犬にならないとぼやいてました。。。

玉葱の苗です。
寒さのせいで苗もふるえてます。

訓子府のじゃがいもとたまねぎ