ピーマン
2006年08月
環境に配慮して栽培したピーマンです。
北海道
グループ名 | 門間 明さんグループ |
---|
グループメンバー | 原田盡一 、 小山 万太郎 、 長谷川 二三夫 、 東 太彦 、 八田井 武雄 |
---|
今回は、日本海に面した北海道の留萌地区へ、ピーマンの生育状況の確認、生産者の方の意見などを聞きに行って来ました。 留萌(ルモイ)地区は、日本海に映る綺麗な夕日が見られる非常に印象的なところです(今回はシャッターチャンスを逃してしまいましたが・・・)。また紹介するピーマンだけでなく、海の幸も豊富で、一言でいえば美味しいものがあちこちに一杯ある産地です。
進歩しています!
昨年度から顔が見える野菜。のメンバーに参加していただいており、今年は昨年度の課題箇所を中心に確認しましたが、その改善の進捗状況はすばらしいものがありました。 その内容は、環境に優しい農業(エコファーマーと呼ばれる認証)を導入して、これまで曖昧だった生産者の方にも、もっとはっきりと“自分の情報が公開され、自己責任を持って栽培しなければならない”という意識を持ってもらおうと色々と取組を始めています。
左側:東さん(生産者) 右側:竹沢さん(指導員)
具体的には・・・・
* 出荷グループの生産基準を確立し、品質や情報の管理を徹底する。 * 生産者に対して、自己診断チェックシートを配布し、自己責任をより明確にする。 それだけではなく、町全体で環境保全、美化の運動を進めており、無駄ものは出さない、極力使えるものは再利用しようと大規模なリサイクルセンターを建設するなど一致団結して取り組んでいるとのことでした。
色艶の良いピーマンがスクスク育っています。
なかなか表に出ない取組
お話を聞かせていただいた東さん(写真参照)についても、自分が作ったピーマンの評判を真摯に受け止め、お客さんの意見も取り入れて栽培に励みたいと話してくれました。
環境保全にも努めています!
こういった現場の動きや努力をもっと皆さんへ伝えることも大事な使命だと痛感しました。身が引き締まる一日でした。