ミニトマト
2006年04月
山形の甘くて美味しいミニトマト
山形県
グループ名 | 青木雅幸さんグループ |
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グループメンバー | 阿久原昭男 、 安部邦勝 、 遠藤一男 、 荻原弘幸 、 加藤寛幸 、 菊地孝雄 、 橋本秀一 、 広瀬貴隆 、 荒井正信 、 紺野伊久雄 、 佐藤元泰 、 佐藤俊弘 、 小形 仁 、 菅野光昭 、 青木雅幸 、 竹田義一 、 竹田俊雄 、 朝倉勝雄 、 長沼賢一 、 藤野宏平 、 梅津昭宏 、 浜辺 寛 、 平井昌信 、 淀野茂一 |
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山形県の甘くて美味しいミニトマトの出荷がスタートします! 4月中旬に、5月上旬から販売予定の山形産ミニトマトの生育状況などを確認するため、山形県南部の長井市周辺に行ってきました。
「今年も期待できるな」
今回は年に2回開催される栽培講習会に同行させてもらいました。4月中旬のため、まだ寒いと思い、やや厚手のコートを持参し、風邪等引かないように万全を期しました。ところが予想に反して、当日の気温は20℃近くまで上昇!。コート持参の私を見て、生産者や業者の方から、「寒いと思ったんでしょう!もう雪も降らないし、日中は結構あったかいよ。」と軽く笑われてしまいました。 結局、コートの出番はなく、1日中、額にうっすらと汗をにじませ、袖をまくっての移動でした。30名を超える生産者の方(YSCミニトマト生産出荷組合)や種苗業者の先生の皆さんから、ためになる話をたくさん聞き、ねじりハチマキ状態で必死になって書き留めました。心の中で、今年も「期待できるな」と思わずニンマリしちゃいました。
現地での栽培講習会
パワフルな生産者の皆さん!
また、畑から畑への移動は、約20台の軽トラック集団が塊となって移動する今まで見たこともない(異様な?)圧倒される風景でした。圧巻は昼食です。生産者の方の手製の十割そばをご馳走になり、とっても美味しかったです。何と”90人前!”を用意したそうですが、皆さんあっという間に”ペロリ”と平らげ、皆さんの底力を垣間見た気がしました。生育状況の確認が目的だったんですが、畑になっているミニトマト以上に、強烈な印象を受けました。 生産者の方同士のミニトマトに対する議論も気温の上昇とともに白熱していました。1日かけて30近くの畑を回り、参加された皆さんはうっすらと日焼けをし、今年も一緒に頑張ろなと声を掛け合い講習会は無事終了しました。私はそれほど日焼けしませんでしたが、心の肌にしっかりと焼きついた収穫の多い一日でした。
昼食!手作りそばです。 とても美味しかったです。
ミニトマトの栽培特徴
(1)完熟堆肥が大事 収穫量を上げるだけでなく、品質も安定するそうです。完熟堆肥かどうかの見分け方もあります。話が大変長くなるので、詳しい説明はまたの機会にします。 (2)温度管理 昼間の温度管理も重要ですが、夜間に冷やしてあげることで、糖度と甘みが増すそうです。今年は燃料代の高騰で、思うように成長が進んでいないそうです。
十割そば。ビールは飲んでいません。
グループの紹介
農業は高齢化や後継者不足といった問題が指摘されていますが、YSCミニトマト生産出荷組合は、県外からの就農者が多いのが特徴です。20〜30代の生産者も多く、活気に満ち溢れたグループです。前職は大学生、元会社員、元電気屋など顔ぶれも多彩です。地元ベテラン陣との技術交流も盛んで、お互いが良きライバルであり、良き先生といった感じです。実に皆さん仲が良いですが、目標はすごく高いグループです。美味しさ、品質も申し分ないです。
みんなで圃場視察中の一場面。
順調に生育するトマト!!