トマト
2017年07月
土作りからこだわり栽培された北海道のトマト
北海道
グループ名 | 上田智雄さんグループ |
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グループメンバー | 元島康裕 、 佐藤 勇 、 小林 博 、 上田智雄 、 菅原憲吾 、 中村慎一 、 中野隆行 、 道川紀雄 、 白井栄一 |
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北海道滝川地区は北海道のほぼ中央部に位置し、石狩川と空知川に挟まれた水田の多い地域です。5月に開催される菜の花まつりでは、あたり一面広がる菜の花が圧巻です。今回は、北海道滝川地区でトマトを栽培している上田さんの圃場へ伺いました。
〜北海道の夏は結構暑い〜
取材当日の北海道の最高気温は35度!見事な晴天!取材日和だと喜んでいたら、「ハウスの中は最高40度にもなるよ・・・」と。“涼しい北海道”のイメージは覆されました。生産者の皆さんは、いつも暑さと闘っているのですね!
栽培ハウスの目の前に真っ青の空が広がっていました。
〜ハチの力でおいしいトマトへ〜
ハウスの中にはハチがたくさん!上田さんのハウスでは、トマトへの受粉を“マルハナバチ”がおこなっています。ハチが受粉を行うことで、形の良いトマトができるそうです。「ハチも結構縄張り意識が強くて、今仕事してるからお前ら出てけ〜ってまとわりついて来るんだよね。」と、ハチがとまっていても笑顔の上田さん。
マイクにハチが。結構大きい!
〜こだわりの土づくり〜
上田さんの圃場では、土づくりにこだわっています。秋に土へ堆肥を入れて耕し、春にもみ殻を燻製にした有機肥料を蒔き、暖かくなる時期に微生物が増えやすい環境をつくります。また、毎年冬になるとハウスのビニールをはずし雪を積もらせることで、春に雪が溶けて余計なものを流してくれるそう。20年連作でも連作障害が無い理由はこれですね。
土にも愛情が込められています。
〜産地ならではの楽しみかた〜
トマトの葉は香りが強く、地元の方はまだ柔らかいトマトの脇芽を天ぷらにして食べたり、摘果した青いトマトをそのままトマトのピクルスを作る方もいるそう。産地ならではの食べ方。おいしそう!
まだ青いトマトを地元の方はピクルスにすることも。
いつも当たり前のようにスーパーに並んでいるトマト。上田さんは「家庭に1つ美味しいトマトが並べばいいかな」と言っていましたが、その為に1年を通して様々な事に取り組んでいました。北海道から愛情の詰まったトマトが届きます!