かんぱち
2010年02月
かんぱちの生産者さんの思い、動画でお届け!
鹿児島県鹿屋市
グループメンバー | 八木保、黒木修、田村真一、新村栄一、新村正幸、大窪輝幸、大崎保幸、八木良隆、田村数男 計9名 |
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昨年の夏、鹿児島県鹿屋市の錦江湾に面した鹿屋市漁協さんを訪問しました。 訪問の目的は・・・動画の撮影なんです!生産者さんの人柄やこだわりをもっともっとお客様に身近に感じていただきたくて、そんな思いでHPに動画を載せることになりました。今回は動画の撮影風景をレポートしたいと思います!!
いざ、養殖場へ!
朝、鹿屋市漁協さんの岸壁に集合です。まだ薄暗く、八木保さんの船で移動する最中、太陽が雲の隙間から出迎えてくれました。今日の天気予報は晴れ。綺麗な画が撮れそうです。 まず最初に生産者の新村栄一さんの生簀に移動し、給餌の様子を見せていただきました。例年通り、いやそれ以上にすごい食いつきっぷり。静かな海面が一瞬にして真っ白な水しぶきに覆われます。 「新村さん、いつもより食いつきがいい感じがしますが」と伺ってみました。「天気や海水の温度によって食いつき加減が違うんだよ。」と新村さん。確かに毎年鹿屋に伺うのは秋口。今回は夏真っ盛り。かんぱちを取り巻く環境が違うと食べる量まで違うんですね。大迫力の動画が撮影できました!
雲の隙間から太陽が見えてきました。
かんぱちの出荷
顔が見えるお魚。のかんぱちのほとんどが、鹿屋から神奈川県の三崎まで船で輸送されます。どのように生簀から生きたままかんぱちを輸送船に移動するのでしょうか? 給餌船よりも明らかに大きい輸送船の登場です。生簀の中ではかんぱちが端の方に集められ、その中に大きなタモが入ります。このタモで生簀の中にいるかんぱちを掬い上げ、クレーンで持ち上げて輸送船の中に移動するんです。 タモの中に入ったかんぱちは大暴れ!ビチビチビチ!!!!っと大きな音を立ててタモの中で暴れます。そんなかんぱちに屈することもなく、素早く作業する皆さん。この素早さがあってこそかんぱちが元気に三崎まで届くんですね。
新村栄一さんと八木保さんです。
八木保さんにインタビュー
八木さんおすすめのかんぱちの食べ方を教えてください! 「基本的には刺身、すし屋さんでよく言う炙りですね。マヨネーズをつけてバーナーで焼いてそれでごはんの上に乗せて、ちょっとわさびをつけて。おいしいですね!子供にも人気です!!」 顔が見えるお魚。」に参加されてどのように感じていますか? 「自分が育てたかんぱちがお店に並んで(生産者の)顔が見えることで、お客様に安心して食べてもらえる。作るほうも買うほうも、納得いく形でつながっていくんじゃないかと、そう感じています。」 他にもいろいろな インタビューが盛り込まれているので是非動画をご覧ください!!
生簀から揚げられて大暴れのかんぱち達です。
かんぱちの刺し盛り
生産者の新村正幸さんにかんぱちの刺し盛りを作っていただきました。捌くところも見せていただいたのですが、見事!どんどん刺し盛りが出来上がっていきます。かんぱちはきれいなピンク色をしており、見るからにおいしそうです。また刺し盛りに華を添えている、飾り切りしたきゅうりがとても繊細です。写真の様な豪華な刺し盛りが出来上がりました。 刺し盛りを撮影した後、早速試食。ぷりぷりしていて臭みがなく、本当においしい。一切れ残らず食べてしまいました。
クレーンで吊り上げられる青いタモ。輸送船の池にかぱちを移動します。
生簀から掬いあげたかんぱちです。
動画の最後を飾る「決め台詞」の撮影中。
今回の撮影ではいろいろな生産者さんにご協力いただき、素敵な動画を撮影することができました。是非顔が見える食品。ホームページの中の「顔が見えるSTORY」をご覧ください!