ぶり
2008年10月
おすすめ!!「ぶりのさしつけ」
熊本県天草市
グループメンバー | 平山千一 |
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ぶりのおいしい季節がやってきました。今年も熊本県天草市牛深地区にある平山さんの養殖場に伺い、元気なぶりを見せていただきました。
漁場へ出発!
漁場まで船で移動します。牛深の見所のひとつ「牛深ハイヤ大橋」を背にいざ漁場へ出発です!! 船が進むにつれ、周辺は街から自然へと変わっていきます。船から見える陸地は木々で覆われ、海も藍色をしていました。この様な大自然の中 で育ったぶりはどの様な成長を見せてくれるのでしょうか・・・?
牛深ハイヤ大橋です。全長883mあるそうです。
漁場を見学
今年出荷される2年魚、3年 魚のぶりを見せていただきました。元気な泳ぎっぷりです。 「生簀の中に竹が入ってくるから取り除くのが大変なんだよ。」と平山さん。ぶりが円を描いて泳いでいるので、水流が発生して海に流れている竹や木片等を生簀の中に引き込んでしまうそうです。平山さんは竹が入っては取り除き、入っては取り除きを 繰り返してきれいな漁場を保っているんです。 餌にもこだわっています。「より元気でおいしいぶりが育つように。」 そんな思いから平山さんは去年のオリジナル飼料を更に改良し、品質の良いぶり作りに励んでいらっしゃいます。平山さんの養殖は年々進化しているんですね。
平山さんの漁場です。自然豊かな環境でぶりを育てています。
いよいよ試食!
まずはお刺身をいただきます。脂がのっていて照りがよくおいしそうです。一口ぱくり・・・案の定おいしい!!全く臭みがなく、二口、三口とどんどん進んでしまいます。「ごはんに合うね!」「握り寿司にして食べてみたい!」と絶賛の声が多くあがりました。 お刺身の次は「さしつけ」です。さしつけとは・・・割り下を沸騰させ、ぶりの切身をしゃぶしゃぶの要領で浸します。表面の色が変わり始 めたら食べ頃です。今回はおろしポン酢につけていただきました。 これもまたおいしい!あっさりしていながらコクがある、何口でも食べてしまいたくなる 味でした。割り下の中に大根を入れておくと、ぶり大根が楽しめるそうです。是非お試しを!!
生簀の視察中です。ぶりの状態はどうかな??
きめ細かく脂がのっています。見えますでしょうか?
さしつけ試食中。箸が止まりません。
これから寒い時期がやってきます。寒くなるとぶりの身が引き締まり、より一層おいしくなるそうです。是非いろいろな食べ方で平山さんのぶりを堪能してください!!