北海道のトマト

トマト

2005年07月

北海道のトマト

北海道

グループ名 北島恵雄さんグループ
グループメンバー 北島恵雄

〜トマトのおいしい時期がやってきました!〜

トマトは夏の野菜。特に北海道のトマトはこれからが本番です。今年は春先は低温に苦しみましたがここにきて晴れが多く作況は概ね良好。この日も快晴!!
7月に入れば、甘みののった美味しいトマトがお届けできます!

余市は北海道の西部、積丹半島の付け根にあり、北海道の中でも指折りの温暖な気候です。
海もあり(海産物が有名です)、果物もあり、またワインやウィスキーでも有名。(ニッカウィスキーの工場もあります) 
北島さんのハウスも緑に囲まれており、ハウスの中に小川も流れるとてもいい場所です。

栽培のこだわり1

北島さんは31歳とこの世界では非常に若い生産者です。4〜5年前から農薬をほぼ使わない栽培方法に取り組んでいます。夏場はどうしても虫の発生や病気が多く、完全無農薬での栽培は難しいのですが、訪問した時点での農薬使用回数はゼロ。虫が発生した際は、ハウス内の温度と湿度をコントロールして抑えるそうです。
「農薬を極力抑えるようになったのはなぜですか?」
「一番は自分の身体が辛かったからですね。やっぱり農薬を散布した日の夜は眠れなかったりしたので、それが一番大きいですね。それから、おいしいトマトづくりを目指した時に、あまり使わない方がいいものができたので、それから取り組んでいます。」

生産者の北島さん。
まだまだ若いのにこだわりはしっかりあります!!

栽培のこだわり2

また、土作りにもこだわって、堆肥は親戚のおじさんの農場(道を挟んで向かいに豚等を飼育している「北島農場」があります)から豚糞等をもらって自作でつくっています。
その他の肥料は全て有機肥料を使用。また自分で定期的に土壌診断をおこなって足りない養分を追肥として入れているそうです。

おいしい野菜をつくるには、やはり土が基本。人間の食事と同じようにその野菜にあったバランスの土であればおいしいものが収穫できます。定期的に土壌診断をするのは、私達が健康診断をするのと同じ。
7月に入りもう少し味が乗ってきたら、北島さんの“旬のトマト”をお届けします。

この日もいいお天気!
北島さんのハウスは緑に囲まれた場所にあります。

右側が生産者北島さん、左側が確認責任者辻さん。
ハウスでなごやかに打合せ中。

出荷前のトマトです。おいしく育ってね!!

北海道のトマト