鹿屋かんぱち、生産者の皆さんの熱い思い!

かんぱち

2008年11月

鹿屋かんぱち、生産者の皆さんの熱い思い!

鹿児島県鹿屋市

グループメンバー 八木保、黒木修、田村真一、新村栄一、新村正幸、大窪輝幸、大崎保幸、八木良隆、田村数男、下浜実 計10名

今年も鹿屋市漁協にお伺いしました。10名の生産者の皆さんが、少しずつ種苗の仕入時期などをずらして出荷時期を調整し、通年でお客様においしいかんぱちをお届けできるように大切に育てています。その様子を見せていただきました。

漁場を見学

鹿屋漁協の生産者の皆さんは2種類の餌を使ってかんぱちを育てています。稚魚を導入してからMP(モイストペレット)を給餌し育て、出荷直前の仕上期についてはオリジナルのEP(エクストルーダーペレット)を給餌しています。
MP:生餌と粉末飼料を 混合して固めた飼料。
EP:原料をバランスよく配合し、固形化した栄養、品質共に安定した飼料。
 
今回はMP・EPそれぞれの給餌作業を見せていただきました。

始めに、新村正幸さんの生簀でMPの給餌作業を。MPが生簀の中に撒かれると、静かだった海面がたちまち水しぶきで真っ白に。勢いが良すぎて体のほと

鹿屋の海です。広い青い海の中に生簀が見えます。

始めに、新村正幸さんの生簀でMPの給餌作業を。MPが生簀の中に撒かれると、静かだった海面がたちまち水しぶきで真っ白に。勢いが良すぎて体のほとんどが海面から出てしまうかんぱちも・・。

次に八木保さんにEPの給餌作業を見せていただきました。出荷間近のかんぱち達です。こちらも元気です!!餌を撒くと水しぶきの音で声がかき消されてしまうほどでした。
EPはどんな味がするのか食べてみました。
・・・うーん!おいしい!!とは言えない味です。

MPの給餌作業中です。

生産者の皆さんの熱い思い

生簀の視察をした後、10人の生産者の皆さんと顔が見えるお魚。への取組みについてお話させていただき、生産者の皆さんの熱い思いやお客様に伝えたいことを伺いました。その一部をご紹介します。

大崎保幸さん
「食品は安全安心であることが当たり前なのに、今日本では食品に関する問題が次から次へと出てきてしまっている。このような中で私たちが育てた安全安心なかんぱちに目を向けていただきたい!お客様に自信を持ってかんぱちをお届けしています!!」

この機械で生餌と粉末飼料を混合し、MPを作り、青い筒を通って生簀へ撒かれます。

田村真一さん
「愛情を注いで育てたかんぱちをお客様に喜んで食べていただくことが生産者にとってこの上な くうれしいことです!かんぱちはお刺身ではもちろん、しゃぶしゃぶやカルパッチョなど他の調理方法もあって格別においしいんですよ!!」

新村栄一さ ん
「お客様に喜んでいただきたい!その一心でおいしいかんぱちをお届けできるよう、日々努力しています。」

餌を食べるかんぱち達。白いしぶきの中にある黒い部分がかんぱちの背です。

各生産者さんから他にもいろいろな意見を伺いました。顔が見えるお魚。のホームページ、携帯サイトの生産者紹介でご紹介しておりますので是非ご覧ください!!

生産者の八木保さんです。EPを給餌しているところです。

視察風景。手前から、八木保さん、当社バイヤー、田村真一さんです。

鹿屋かんぱち、生産者の皆さんの熱い思い!