ど迫力!三重の真鯛に舌鼓!

真鯛

2008年04月

ど迫力!三重の真鯛に舌鼓!

三重県北牟婁郡紀北町

グループメンバー 浜口敬哉

今回は三重県で真鯛を育てている浜口敬哉さんを訪れました。浜口さんが真鯛を育てている 北牟婁郡紀北町は、カヌーやダイビング、海水浴など、美しい海がある地域ならではのレジャースポットがたくさんある地域。真鯛の成長を見るのが楽しみです!

生簀を見せていただきました!

笑顔で出迎えてくださった浜口さん。「早速生簀を見に行きましょうか?」と、とても寒い日だったにも関わらず嬉しいお言葉。強い風に吹かれながらも、生簀まで船で向かいました。
船を泊め、海面下から袋状になっている網 を引き上げる浜口さん。この辺りは潮の流れが非常に速いため、環境に適応した形として、沈下式の生簀で真鯛を育てているのです。

真鯛を育てている生簀の周辺です。

真鯛が興奮する と赤くなる!?

生簀を引き上げると、網の中でばしゃばしゃと元気よく飛び跳ねている真鯛の姿が!網の口を解くと、飛び出さんばかりの勢いです!

「船が近づくと、興奮して真鯛の体が赤くなるんですよ。」と浜口さん。え?本当なんですか!?
「餌が食べられるのかと 思って興奮しているんです。船が近づく度に餌を期待しているみたいで・・・(笑)ほら、さっきよりまた赤くなってきたでしょう?」

浜口さんの真鯛 は、オキアミなどの餌を与えることで、赤味があるのが特徴ですが、言われてみると、確かに真鯛の体がさらに赤味を増してきたような気がしました。気分が高揚すると体の色が変化するなんて、面白いですね!

浜口さんが袋状の網を広げて、真鯛を見せて下さいました!

3年間手塩にかけた真鯛は甘くて美味しい!

生簀を見せていただいたあとは、お待ちかねの試食です!浜口さんの真鯛は、3年間育てた非常に大きい真鯛。写真を見ていただいてもお分かりかと思いますが、お造りにするとなんとも豪華!

「早速いただきます!」口に入れると、しっかりとした食感と甘みが広がり、美味しい!たまらずぱくり、またぱくり。何切れ食 べても飽きのこない味わいです。餌にこだわり、環境の良い漁場で育った真鯛はきめが細やかでひとあじ違います!

真鯛の味わいに舌鼓を打っていると、「これ、うちで作ったので是非どうぞ。」そこにはなんとからすみが!こちらもぱくり。こんなにまろやかなからすみは初め て!真鯛だけでなく、からすみまで堪能させて頂きました(笑)

網の中で真鯛が泳いでいます。うっすらと写っているのがおわかりでしょうか?

環境にも配慮しています

浜口さんの漁場周辺は、漁場環境を良好に保つための計画を立てて、実行している地域。

「この漁場は、真鯛にとって非常によい環境ですから。それを維持していくことも、とても大切なことだと考えています。」と浜口さん。

ど迫力の真鯛お造り!甘みと食感がたまりません!

浜口敬哉さんのお父様(左)と弊社担当バイヤー(右)で真鯛の試食をしています。

自家製のからすみまで頂きました!

漁場環境を活かし、餌にこだわった、浜口さんの大きくて甘い真鯛。皆様も是非召し上がってみてくださいね!

ど迫力!三重の真鯛に舌鼓!