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遠藤則昭さん
かき
宮城県本吉郡南三陸町
商品名
顔が見えるお魚。かき
産地
宮城県本吉郡南三陸町
生産者紹介
父が始めたかきの養殖を手伝うことから始まり、気づけば40年以上にわたってかきの生産をおこなっています。
志津川湾では、自分たちで育てたかきを自分たちで水揚げ・剥き身にして出荷しています。成長したかきの水揚げは大変な重労働、剥き身作業は繊細さとスピードが必要です。一粒一粒大切に育て、丁寧に殻からはずし、安心して美味しいかきを食べていただきたいという思いで日々の養殖作業に当たっています。
養殖情報
南三陸志津川のかきは、昔から自然環境の変化に強い宮城県で取れた天然採苗の種苗で育てています。
志津川湾は外洋に面しているため、時化の影響が大きい地域です。その影響を最小限に防ぐため延縄垂下式という方法で養殖を行っています。
志津川湾でかき養殖を行っているのは、国の基準を満たした清浄海域のため成長に必要なプランクトンが少なく生育には時間がかかります。そのため、種苗の密度を少なく抑えたり、養殖施設の間隔を開けて過密養殖を防いだりと、一粒一粒が大きく育つように生産者がそれぞれに工夫をして育てています。
2011年の東日本大震災で、志津川湾の漁船・機材・養殖施設・剥き作業場は全て流されました。
ゼロからの再スタートにあたり、養殖密度を見直したことで2年から3年かけて育てていたものが、ものによっては1年で出荷できるようになりました。品質も向上し、身入りも味も今まで以上に優れた私たち自慢のかきを、皆さんぜひお楽しみください。
産地紹介
志津川湾を形成する南三陸町は分水嶺の豊かな山に囲まれた町です。町内の山に降った雨は全て川を通じて志津川湾に注ぎ込むため、南三陸の漁師たちは山に木を植える活動も行なっています。豊かな山を育てることは豊かな海を育てることでもあるからです。
秋のかきはさっぱりとした風味を味わうことができますし、冷水系のプランクトンが多くなる冬から春には濃厚なかきの風味を味わうことができます。季節の移り変わりをかきで感じてみてください。 東向きに湾口が広がる志津川湾。朝の作業で船から見える朝日はとても幻想的です。ぜひ一度、南三陸へ遊びにきてください!
安全への取り組み、環境への配慮
志津川湾で水揚げされたかきは、生きたまま浄化槽へ入れ22時間かけて浄化処理されます。出荷前にはノロウイルスなど毎週宮城県漁協による品質検査が行われ、細菌数や貝毒なども基準を上回っていないか細かく確認されています。何段階にもわたる厳しい検査をクリアしたかきだけをお客様にお届けします。
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