顔が見える食品
野菜（かぶ）の浅漬けをおいしくつくるには？
材料
好みの野菜200g（かぶの場合は、皮をむいた実に葉も入れた正味）
塩3g（野菜の正味重量の1.5％。水分が多い野菜は2％に増やす）
細切り昆布多めのひとつまみ（1g）
赤唐辛子（小口切り）1/2本分（苦手なら省いてもよい）
米酢小さじ1/2
作り方
Q野菜の浅漬けをおいしくつくるコツはありますか？
A野菜の重量の1.5％の塩で漬けると、ちょうどいい味に浸かります。
まずは「かぶ」を漬けてみて、基本の浅漬けのつくり方を覚えましょう！
野菜を食べやすく切る。かぶの場合は、実は皮をむいて4〜6等分のくし形切りにする。葉は1cm長さに切る。

●野菜は切って漬けると塩がなじむのが早い。野菜は水分が抜けると縮むので、細かく刻み過ぎないことが大切


ポリ袋に野菜を入れて重さを測り、重量の1.5％の塩をふり、よく混ぜてなじませる。
昆布、赤唐辛子を加える。軽くもみ、全体をなじませる。
できるだけ空気を抜いて、袋の口を結ぶ。

●重石をかけるかわりに、空気を抜くことで圧がかかり、浸かりやすくなる


しんなりしたら、冷蔵庫の野菜室にひと晩おく。冷蔵室よりも野菜室のほうが温度が高いので、塩が早くなじむ。ひと晩おいたら、冷蔵室へ移す。
野菜から出た水分を軽くしぼり、米酢を加えて混ぜる。

●仕上げに少量の米酢を加えることで、発酵の旨味が加プラスされ、味が引き締まる


＜他の野菜を漬ける場合＞
キャベツ、白菜…2cm角に切る
キュウリ…ピーラーで縞目に皮をむいて1cm厚さに切る
大根…いちょう切り、または細切りにする
＊キュウリ・白菜・大根などの水分が多い野菜を漬けるときは、野菜の正味重量の2％の塩をふります。
しんなりしたら味見して、薄い場合はさらに塩ひとつまみ程度を足して調整してください。