顔が見える食品
なめらかなカスタードクリームをつくるには?
材料
卵黄3個分
牛乳200ml
グラニュー糖30g
薄力粉20g
作り方
Qカスタードクリームをなめらかにおいしくつくるコツはありますか?
A卵液をザルでこしてから火にかけること、絶えず鍋底から混ぜ続けて加熱ムラをなくすこと! こうしてダマを防ぐことで、なめらかで口溶けのいいクリームになります。
鍋に牛乳、グラニュー糖を合わせて中火にかけ、耐熱性のゴムベラで混ぜながら砂糖が溶けるまで温める。
ボウルに卵黄を入れ、泡立て器でくずしながらなめらかになるまで溶く。ザルで薄力粉をふるい入れ、粉気がなくなるまで泡立て器で混ぜる。
(2)を泡立て器で混ぜながら、(1)の牛乳を少量ずつ注ぎ入れる。そのつどなめらかになるまで混ぜる。

●卵黄が熱でかたまらないように、最初に加える牛乳は少量で。完全に混ざったら、少しずつ量を増やして加える


(3)の牛乳が入っていた鍋にザルをのせ、(3)の卵液をこしながら入れる。

●ザルでこすとダマがなくなり、なめらかな食感になる


(4)の鍋を再び中火にかけ、ゴムベラで底から混ぜながら、30秒ほど温める。

●最初は温度が低いので、中火で温度を上げる。鍋底からクリームがかたまってくるので、底にヘラがまんべんなく当たるようしながら混ぜ続ける


弱火に落として、混ぜ続ける。2分ほど経って少しもったりしてきたら、いったん火からおろして鍋敷きの上に置き、均一になるまで混ぜ、再び火にかけて混ぜ続ける。これを2、3回繰り返す。

●加熱ムラがあるとダマになるので、おろすときも絶えず手を止めずに混ぜ続ける
●急にかたまってくると慌ててしまうので、ときどき火から外すと落ち着いて混ぜられる


ゴムベラで鍋底をかいたときに、帯状の跡が残ってしっかり鍋底が見えるくらいのかたさになったら火からおろし、鍋敷きの上に置く。湯気が出なくなるくらいに冷めるまで、さらに混ぜ続ける。

●火からおろしたあとも余熱でかたまりやすいので、手は止めずに混ぜ続ける


粗熱が取れてきたらバットに移して平らにならし、表面が乾かないように落としラップをする。ひとまわり大きなバットに氷水を用意し、クリームのバットを当てて急冷し、完全に冷めたらできあがり。冷蔵で3〜4日、保存可能。

●すぐに表面が乾燥して膜が張ってしまうので、落としラップでこれを防ぐ。ただし、ラップをすると冷めにくいので、氷を当てて手早くしっかり冷ます


余った卵白は、溶いてからファスナー付き保存袋などに入れて冷凍するのがおすすめ。解凍してスープに加えたり、フライ衣をつけたりして使いきってください。