豚の出す小さなサインに気づいてあげられるように、毎日の変化に気を配りながら育てています。豚舎内は豚にとって快適になるようにコンピュータで自動制御され、最大のストレスとなる、母乳からの切り離しや餌の切り替えの際は、細心の注意を払っています。また、動物性たんぱく質を一切使用していない仕上げ飼料を与えることで、豚独特の臭みがなく、「アク」のほとんど出ないお肉になりました。
網走市は、知床連山を望む広大な農地と流氷がはぐくむ豊かなオホーツク海に面しています。農場の周囲は森と農地に囲まれ、工場まで車で15分と近く、養豚に最適な場所です。そんな自然の恩恵を受け、美味しい豚肉を生産すると共に、自然との共存のために循環型社会への取り組みを行っています。農場や加工場で働く方々も地元の方がほとんどで、地域との共生も目指しています。