「顔が見えるお米。」がお届けしたいもの

コシヒカリ

2018年09月

「顔が見えるお米。」がお届けしたいもの

千葉県

グループ名 藤平正一さんグループ
グループメンバー 藤平正一

「顔が見える食品。」シリーズからお米がデビューしました。
2002年「顔が見える野菜。」からはじまり、果物、お肉、たまご、お魚と広がってきた「顔が見える食品。」。
今では全国約6,000名の生産者がつくったこだわりの食品をお客様にお届けしています。
そして今回新しく始まるのは「顔が見えるお米。」。みなさまにデビューの裏側をお伝えします。

生産者の顔が見えないお米の流通

普段私たちが購入するお米は、産地や品種の名前は大きくパッケージに書かれていますが、米を作っている生産者の方の名前となると目にすることはほとんどないかもしれません。それというのも多くの場合、複数の生産者が育てたお米を混ぜて出荷しているからです。
たとえ同じ品種でも、生産者の方ごとに育て方のこだわりがあり、結果として味も異なってきます。
生産者の区別をつけない流通方法は管理上のメリットがある一方で、生産者の方が追求してきたお米の味をきちんとお伝えすることができません。
全国選りすぐりの名人が育てたお米のおいしさを、そのままお客様に味わっていただきたい―そのような思いで今回商品化に取り組みました。

名人の米作り

千葉県いすみ市のお米農家・藤平正一さん。藤平さんは約35年、人生の半分以上を米作りに捧げてきたといいます。そんな藤平さんにお米を栽培する上での苦労について質問をしたところ、「苦労と言えば、全部苦労になります。農家っていうのは何しろ大変なんでね。全作業が苦労だと思います。」という答えがかえってきました。
天候にも大きく左右され決して楽ではない米作りですが、藤平さんは「お客様においしいと言っていただきたい」という想いで取り組んでいらっしゃいました。藤平さんがどのような米作りをされているのかうかがいました。

おいしいお米を作るには

おいしいお米作りには水と土が重要です。まずは水。藤平さんの田んぼでは雨水を溜め、自然の水だけでお米を育てているそうです。
そして土。お米は砂地ではなく粘りのある土地の方がよく育ちます。いすみ地方は重粘土地帯で、まさに米作りにふさわしい土地です。
「先人たちが一生懸命築きあげてきた土があるから」と藤平さんはおっしゃいます。
代々守られてきた優良な土壌を引き継ぎ、そこに藤平さんが年によって変わる土の状態を判断しながら、藁やもみがら、鶏糞等を加え、独自の工夫を重ねてきました。
化学肥料は極力使わず、土のエネルギーを最大限引き延ばすように、試行錯誤しながら土作りに励まれています。

米づくりへの思い

私たちの取材に対し、真摯に、時折笑顔を見せながらお話ししてくださった藤平さん。
お話を聞く中で、藤平さんが長年米作りに向き合い、努力を積み重ねられてきたのを感じました。今回お届けするのは藤平さんのこしひかり。香りがよく、程よい粘りとしっかりとした旨味を実現しています。
最後に、理想とするお米について伺いました。
「どこに出しても恥ずかしくない米。食味の良い米ですね。」そこには生産者としてのプライドがありました。

生産者の方が大切に育てたお米だと知ると、お米一粒一粒を大切にする気持ちが芽生えます。
新米の季節です。今日は生産者に思いを馳せながら、お米を味わってみてはいかがでしょうか。

「顔が見えるお米。」がお届けしたいもの